理事長・院長挨拶
当院は1929年4月 尼崎市昭和北通りに「尼崎共立病院」として開院いたしました。その後、3回の移転、2回の名称変更を経て現在の「医療法人財団ヒューマンメディカル尼崎新都心病院」となっております。
その間、社会は大きく変化を遂げました。開院当時、日本の平均寿命は60歳以下でありましたが、現在は80歳を超えるまでになっております。これにより健康や介護について様々な課題が出てまいりました。
特に2019年終わりからのいわゆるコロナ禍により社会が分断され、高齢化社会を支えてきた家族同士の絆、社会扶助の網目にほころびが生じて参りました。 地域の皆様におかれましても、ご自身の健康のこと、ご家族の介護のこと多くの悩み事があると存じます。
当院では、救急診療や外来診療、健康診断等に限らず、高次医療機関での治療は終わったものの、そのままご自宅に帰るには少し不安である方の転院や、地域で訪問診療を受けられている方、在宅介護を受け入れられている方の一次的な入院も行っております。
また、どこの医療機関へ受診したらよいかわからない場合にも、一度当院へご相談ください。地域の皆様にご相談いただけることは私達の大きなよろこびです。
尼崎新都心病院はこれからも、地域に根ざし、地域と共に成長していけるよう尽力して参ります。
城 大介