バーチャル内視鏡
CTを使用し画像を立体化(3D)することにより、内視鏡を挿入しないで消化管検査を実施できます。
侵襲が少なく、内視鏡では観察不可能な部分、例えば内視鏡が挿入できない長い腸や、内視鏡が通過できない閉塞部位の奥も観察可能です。
適応と利点
下部消化管
- 大腸癌とわかった患者の部位、大きさ、多臓器との関係。(注腸検査との比較)
- 内視鏡挿入困難例。
- 便潜血は陽性であるが、大腸内視鏡をするには侵襲が大と考えられる患者。
- 内視鏡検査はいやだという患者。
バーチャル内視鏡と光学内視鏡の比較
【大腸癌症例】
右のように光学内視鏡で判明した癌のおおよその部位がわかる。