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恒久的ペースメーカー療法

極端に脈が遅くなる、あるいは一時的に心臓が停止する不整脈をまとめて、徐脈性不整脈といいます。
これらの不整脈ではふらつきや失神など心停止にともなう症状や労作時の息切れなど脈が遅いこと(徐脈)による症状が出現します。
特に、失神を繰り返す場合、突然死や失神にともなう事故などが予想され、大変危険です。
恒久的ペースメーカーは心臓の心拍を常に監視し、あらかじめ設定された心拍数を維持する機能を有しています。これにより、失神などの心停止による症状を予防することが可能です。
また、心拍数が増えることで労作時の息切れを改善させることも可能です。

恒久的ペースメーカーの適応になる患者様

1) 高度房室ブロック

2) 洞機能不全症候群

3) 徐脈性心房細動

恒久的ペースメーカー植え込みの手順

手術は局所麻酔下に行います。
まず、X線透視下にガイドワイヤーを鎖骨下静脈に挿入します。
ついでシースカテーテルを用いて、リード(電線)を鎖骨下静脈に挿入します。
リードは鎖骨下静脈から上大静脈を通じて心臓に挿入されます。通常、右心室と右心房にリードを1本ずつ留置します。(右心室だけに挿入する場合もあります。)
恒久的ペースメーカー本体(電池)は前胸部の皮下に留置します。
手術時間は平均1~2時間程度です。術後は、通常1週間で抜糸し、退院となります。


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